移住して始まったふたり暮らし

わたしたち親子は、沖縄に移住するまでは実家暮らしでした。離婚して実家に出戻ることになりそれからはずっとわたしの両親との4人暮らしです。

娘は物心つく前から実家で育ったため、4人暮らしが当たり前。さらに当時わたしは仕事で家にいる時間が少なく、娘が熱を出したときも休みを取ることができなかったので、育児や看病はいつも母に任せきりでした。

娘はおじいちゃんおばあちゃん子に育ち、たっぷり可愛がってもらっていたので離れて会えなくなったらきっとお互い淋しいだろうなぁ、ホームシックにもなるだろうなぁと心配していました。

ところがです、それがなんてことはなかった。

なぜなら毎晩たっぷり1時間ほど、じぃじばぁばとLINEでテレビ通話をしているからです。やっぱり声だけじゃなくて顔も見れると全然ちがいますね。お互い1日の報告をしたりしてとっても楽しそう。

物理的な距離は海をまたいでとても遠いし近くにはいないけど、すぐにいつでも顔を見て話せる安心感があります。

ばぁばのおんぶが好きな娘

わたし自身、居心地のいい実家を出ることはとても勇気が必要でした。知らない場所で、本当にふたりだけでやっていけるだろうか、何かあったときに頼れる人が近くにいないことはとても不安です。

不安はどれだけでも湧いてきました。たぶん考えだしたらどれだけでも湧いてくると思います。

ひとつひとつの不安と向き合いました。

そして、今までの働き方を変えることにしました。

今までは給料優先で娘との時間をおろそかにしてきましたが、移住後はふたりの時間を優先することにしたのです。すぐに助けてもらえる人が近くにいないため、熱を出したときや授業参観などに休みが取りやすい職場を選びました。土日祝日は休み、残業なしです、探せばあるものですね。

お給料は半分以下になってしまいましたが、代わりに安心感と娘との時間をたっぷりとれるようになったので満足しています。

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